話題の『Sassの教科書』を読みながら、わたしもSassを導入してみました[書評と感想]
こんにちは、霙(@xxmiz0rexx)です。
このたび著者の平澤さんと森田さんに『Web制作者のためのSassの教科書』をご恵贈していただいたので、思い切ってSassに挑戦してみました♪
これからやってみようかな?という人の参考になればと思い、書評プラスSassの使用感を記事にしたいと思います。
『Sassの教科書』について
インプレスジャパンさんから発売された国内初のSass書籍!
AmazonのWeb開発カテゴリでベストセラー1位にもなった脅威の人気っぷり!(キャプチャ撮影:2013.09.20)すごすぎる!!
目次
まずは本書の目次からご紹介。結構盛りだくさんですよぉぉぉ!!
- 第1章 Sassのキホン
- 1-1 まずはSassって何なのかを知ろう
- 1-2 Sassを導入する前の疑問や不安
- 1-3 何はともあれSassを触ってみよう
- 第2章 Sassの利用環境を整えよう
- 2-1 Windows環境にSassをインストールする
- 2-2 Mac環境にSassをインストールする
- 2-3 Sassを最新版にアップデートしよう
- 2-4 Sassコマンドの使い方を覚えよう
- 2-5 バッチファイル/シェルスクリプトで簡単にコマンドを実行する
- 2-6 GUI(Koala)でSassを使用する
- 2-7 インストールや実行中にエラーが表示された場合の対処法
- 第3章 これだけはマスターしたいSassの基本機能
- 3-1 ルールのネスト(Nested Rules)
- 3-2 親セレクタの参照&(アンパサンド)
- 3-3 プロパティのネスト(Nested Properties)
- 3-4 Sassで使えるコメント
- 3-5 変数(Variables)
- 3-6 演算
- 3-7 Sassの@import
- 第4章 高度な機能を覚えてSassを使いこなそう
- 4-1 スタイルの継承ができる@extend
- 4-2 柔軟なスタイルの定義が可能なミックスイン(@mixin)
- 4-3 制御構文で条件分岐や繰り返し処理を行う
- 4-4 関数を使ってさまざまな処理を実行する
- 4-5 自作関数を定義する@function
- 4-6 テストやデバックで使える@debugと@warn
- 4-7 Sassのデータタイプについて
- 4-8 使いどころに合わせて補完(インターポレーション)してくれる#{}
- 4-9 変数にデフォルト値を割り当てる!default
- 第5章 現場で使える実践Sassコーディング
- 5-1 管理/運用・設計で使えるコーディングTips
- 5-2 ブラウザ対応で使えるコーディングTips
- 5-3 レイアウト・パーツで使えるコーディングTips
- 5-4 スマホ・マルチデバイスで使えるコーディングTips
- 第6章 Sassをさらに便利にするCompass
- 6-1 Compassを利用する準備
- 6-2 Compassのインポートとモジュール
- 6-3 Compassのミックスインを使う
- 6-4 Compassの設定変数を定義する
- 6-5 Compassの関数(Helpers)
- 6-6 Compassで簡単CSSスプライト(Compass Sprites)
- 6-7 高度なCSSスプライトの使用方法(Sprite Helpers)
- 第7章 もっとSassを使いこなして便利にしよう
- 7-1 Sassのフレームワーク紹介
- 7-2 Sassが使えるテキストエディタ
- 7-3 DreamweaverのSassの対応
- 7-4 SassのGUIコンパイラ
- 7-5 SassのCUIツール
- 第8章 Sass全機能リファレンス
- 8-1 Sassの基本と高度な機能
- 8-2 Sassの関数一覧
- 8-3 Sassの拡張
書評&Sassの感想
いやーーーーやっっ…とSassって何なのかが分かりましたねw
みんな何をサスサス言ってるのかといつも遠巻きに見ておりましたが、知ってしまうとこれは便利。
ネストくらいは知っていたんですが、@mixinとか@extendとか演算・変数などなど…欲しいと思っていた機能が盛りだくさんでした!!
コーディングしてるとたまにありませんか?「親のID何回書くねん。。。」「このスタイルさっきと一緒なのにぐぬぬ。。」「paddingの計算めんどくせー!!」って思うこと。私は毎回思ってますw
Sassを使えばすべて解決。チート好きの私にピッタリな言語ですねw
黒い画面がなんとなく嫌な方へ
独自の形式で書いたものをCSSに変換し直す作業(コンパイル)をしなければならないSassくん。
会社でターミナル(Macの黒い画面)を使ってはいるものの、何となく漠然とコンパイル面倒くさいなーと私も思っていました。
Koalaを使えば大丈夫でしたよ!!!!
本書の第2章6節に詳しい使い方など記載がありますが、GUIコンパイラ『Koala 』というアプリを使えば黒い画面は必要なさそうです。
ディレクトリを選んでおくと、その中のSCSSが更新されたら自動でCSSになおしてくれます♪便利♡
設定が面倒ということもなく、言語設定とアウトプットスタイル(書き出すCSSのインデント形式)を決めたらすぐ使えました。しかもこのアプリ、日本語訳の担当がまさかの森田壮さん(この本の著者w)Sass愛すごいなww
参考:Sass,LESSビルドツールKoalaが1.4でわりと進化。日本語対応。 | Sou-Lablog
関連サイトリンク
Web制作者のためのSassの教科書 – 公式サポートサイト
このサイトは、2013年9月13日に発売した、書籍「Web制作者のためのSassの教科書 これからのWebデザインの現場で必須のCSSメタ言語」の公式サポートサイトです。 …
Sassの教科書で一番読んで欲しいところ。 – CSS HappyLife
一番読んで欲しいのは5章なんです(中略)5章では、実際のコーディング時に活用できそうなネタをいっぱい詰め込んでいます。 …
Sassの教科書で読んでほしいところ、その2。 | Sou-Lablog
Compassの章(中略)インストールから解説し、基本的な使いかた、モジュール別によく使うミックスインや関数を紹介しています。 …
さいごに
導入方法やSass自体の説明もそうですし、KoalaやCompassといったSassに付随するアプリケーションやフレームワークについても丁寧な解説があるので、私のような初心者の方にはもちろん、既にSassを使っている方にも参考になる書籍なのではないかと思います。
インプレスジャパンさま、ひらっちさん、そうさん改めまして書籍のご恵贈ほんとうにありがとうございました!この場を借りて深く御礼申し上げます。
Sassが気になっていた方は是非この書籍を参考にじっくり始めてみてくださいね:)
以上、霙でした!
この記事がお役に立ったら
いいね!お願いしまっす
(*´∨`*)
この記事を書いたみぞれしはTwitterをやっています
Follow @xxmiz0rexx